コラム|宮前駅で歯科をお探しの方は【わだ歯科クリニック】まで

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歯周病はむし歯と同じ細菌感染症?歯周病のメカニズムが簡単にわかる!

皆さんこんにちは。

わだ歯科クリニックです。

 

むし歯の原因といえば、ミュータンス連鎖球菌に代表されるむし歯菌への感染です。

 

お口の中が不潔になって、むし歯菌が繁殖すると、歯に感染を引き起こします。

 

では、もう1つのお口の病気として有名な歯周病はどうでしょうか?

 

今回はそんな歯周病の原因と予防法についてわかりやすく解説します。

 

歯周病は歯ぐきに細菌が感染する細菌感染症

私たちのお口の中には、たくさんの種類の細菌が生息しています。その中にはむし歯を引き起こす菌や、歯周病を引き起こす菌もいます。

 

むし歯は歯質への細菌感染によって病気を発症しますが、歯周病の最初の感染部位は歯ぐきです。

 

歯ぐきはとてもデリケートな組織で、細菌感染を起こすと腫れや出血などが生じます。さらに悪化すると、歯を支える歯周組織にも感染が広がっていきます。

 

お口の中には歯周病菌がいっぱい

歯周病が細菌感染症であることを知らない人も多いことでしょう。

 

歯周病菌の中でも最もポピュラーなのは、P.g(プロフィロモナス・ジンジバリス)と呼ばれる細菌です。

 

おそらく皆さんも一度は「ピージー菌」という名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

その他、何10種類もの細菌が歯周病との関連を疑われています。

 

こうした細菌は、歯垢や歯垢が硬くなってできた歯石の中に潜んでいます。

 

歯磨きが不十分だったり、被せ物などで歯の表面に凸凹があると、歯垢がたまって歯周病菌が活発になり、歯周病になりやすくなります。

 

歯周病のメカニズム!感染は顎の骨まで広がる

歯周病の怖いところは、細菌感染が歯ぐきだけではなく、歯を支えている歯周組織や歯槽骨にまで広がる点です。

 

歯周病によって歯肉炎が起こったばかりの時には、歯ぐきが腫れるだけですが、感染が広がっていくにつれて、歯ぐきが衰え、歯周ポケットが広がり、歯槽骨が破壊されていきます。

 

歯周病が重症化すると、歯ぐきや顎の骨がボロボロになって、歯がグラついたり抜け落ちるのはそのためです。

 

そういった事態を引き起こさないためには、定期検診を受けて、歯周病を予防するのが一番といえます。

 

定期検診では歯周病の原因となる思考や歯石を取り除くだけではなく、毎日の歯磨きを適切に行えるよう、ブラッシング指導も実施します。歯周病を予防したい方はぜひ当院までお越しください。

 

まとめ

お口の中にはさまざまな細菌が住みついていて、「ピージー菌」などの細菌が歯周病を引き起こします。

 

歯周病になると歯ぐきが腫れあがり、感染が広がって顎の骨まで破壊されていきます。最悪の場合、歯を支えきれなくなり、歯が抜け落ちてしまいます。

 

発症を予防するためにはお口の中を清潔に保つ必要があります。

 

セルフケアとプロケアを両立させながら、細菌が繁殖しにくい清潔な口腔環境を確立していきましょう。

 

わだ歯科クリニックでは、歯周病治療に力を入れており、歯周病の初期治療から手術、予防ケアまで対応しています。

 

歯や歯ぐきに違和感がある方、歯周病を予防したい方は、お早めにご相談ください。